がんばって

週３、４回更新（ブログ）を目指そう！


ということで、今日からやって行きたいと思います。
ただ、考えてみれば……いや、むしろ考えるまでもなく、私は話題を考える能力皆無なんですよね～orz


う――…ん、あ。
サイトマイナーチェンジしました！
あと、ブログのデザインも変えました！

スマホから（私の場合Ipod touchですが）見ると、どうも背景と文字が被るらしい……ということで改装です。
一応自分の手持ちのものから確認した結果は大丈夫でしたが、不都合なことがありましたらCONTACTからでも、このブログの拍手からでも教えてやってくださいまし＾＾

それにともなって（？）ですが、拍手を変更しました。
えぇ、やっと。
その際ですね、新しい名前変換方法に変えてみました。
以前はドリームメーカーさんのDreamMaker１を使用していたのですが、今回はweb拍手に優しい（？）拍手用名前変換というのを利用させて頂きました。
大きな違いがあるかどうかはわかりませんが、変えなくて良いって方からしたら煩わしさは減ったんじゃないかな？　と思います。

てことで、以下はテストを兼ねて（？）、短い文章を置いてみようかと＾＾
実は最近四天の財前くん良いよね！　と思ってまして、さらに言えば某動画P設定の夢が好きすぎて自分でも書いてみたかったんですよねｗ
そんなわけで、内容は財前くん相手のお話――の、一部を。
…………すみません；
まぁ、機能のお試しがメインなので、ね？　ね？


それでもいいよー。って方のみ、【じゃ、読んでみっか】をクリックしてください。

　放課後の教室はどこか物寂しい。
　誰もいないとなれば尚更や。
　うちは自分の席に座って、組み合わせた両手をキツう握り締めとった。
　視線を上げた先にある壁掛け時計の針は、四時五十五分。
　もうすぐ彼は、うちの彼氏殿は、やってくるんやろう。


「……ッ」


　極度の緊張のせいやろか、胃がキリキリ痛む。あまりの痛みに、組んでいた手を解いて腹部に手を当てた瞬間、待ち人は来よった。来てしまいよった。
「五時に」と約束したから、部活を途中で抜けてきたんやろう。
　教室後方の扉から現れた光はジャージ姿で、薄っすらと滲んだ汗が西日を弾いて煌いとった。


「わざわざ“五時に”――て、部活終わってからじゃあかんかったん？」

「……ごめん」


　棘のある言葉に軽く項垂れる。
　光の言っていることは尤もやし、うちやって普段なら、絶対にそうしただろう。ただ今日に限っては、光の部活が終わるんを待ってらへん。時間が、ない。
　光は項垂れたうちの頭に手を置いて「……はぁ」っと、深いような浅いような中途半端な溜息をついた。


「ま、えぇわ。で？　話って何や？」


　心なしか柔らかくなった声に促され、うちは下がっとった顔を上向けた。光の顔が、近い。思わず見惚れそうになって、慌てて己を叱咤する。
　今から告げる言葉を考えれば、そんなこと許される筈もないんやから。


「うちな……引っ越すこと、なってん」

「引っ越す？　どこにや？」


　首を傾げながら返してきた光の反応は、良くも悪くも普通。
　これやったら、今から告げる言葉ですら、何事もなく受け入れるに違いない。そんな予感がして、自分から切り出すくせに悲しくなる。


「神奈川やて。ほんでな、うち遠距離とか無理やし、だから、その、わ……別れて欲しいんやけど……」


　きっと傍に居なければ不安になる。辛くなる。何より、光の心変わりが怖かった。それを知らされるのも。


「わかった。由希がそう言うんやったら別れたる。話そんだけか？」

「……う、ん」


　光は案の定、あっさりと頷いた。これでもかってくらい、あっさりと。離れていく頭上の手を引き止める術を、うちはたった今、自ら放棄したんやな。


「ほな俺、部活戻るわ」


　そう言って背を向けて歩き出した光の後姿を、瞬きも忘れて見詰めとった。その姿が見えなくなっても。ずっと、ずっと。
　茜色から藍色へと空色が変わり行く頃。未だボーっとその場に立ち尽くしとったら、ポケットから携帯の着信音が鳴りだした。


「もしもし？」

「もしもし？　じゃないでしょ！　新幹線七時半には出ちゃうのよ!?」


　焦りを含んだ母の声に、壁時計を見れば既に六時前。
　急がなければ乗り遅れてしまう。


「ごめん。すぐ行く！」

「急いでよ？　あ、でも慌て過ぎて事故に合わないように」


　通話の切れた携帯をポケットにねじ込み、鞄からルーズリーフを一枚取り出す。


『今までありがとう。光の彼女になれて幸せでした。どうか元気で。By由希』


　書きたいことは山のようにあるはずなのに、うまく言葉にならん。
　色気も何もない、手紙とも呼べへん紙を、うちは光の机の中に押し込んだ。
　これで終わりなんやなという実感と共に目頭が熱くなったけれど、それに気付かないふりをして教室を飛び出した。


＊＊＊


　俺はこの日の判断を後悔することになる。
　どうせ明日になったら、自分が言ったこと後悔して、由希の方から取り消してくるに違いない。そう、高を括っていたことを。
　時間を指定された意味も考えずに――。

＊＊＊＊

これでも某動画Pものになります。えぇ、これから。
一応これ、冒頭なんですが――何故だろう。別に暗い話書きたいわけでもないのにorz
最終的にはハッピーエンドですよ？　……続き書くかどうかはわかりませんけど＾＾；